大企業の働き方、ハイブリッドワークの普及と課題は?

2022.10.16
働き方に関する調査

ドリーム・アーツ株式会社は、従業員数1,000名以上の企業の従業員、および経営層1,000名を対象に「働き方」に関する調査を実施し、その結果を2022年10月12日に発表した。約7割がハイブリッドワークを導入、約6割が課題を感じていることが分かった。

約6割がハイブリッドワークに課題と回答

現在の働き方を聞いたところ「ハイブリッドワーク」が74.2%、将来もこの働き方を継続する予定と回答したのは69.5%だ。

企業のハイブリッドワークが浸透する一方で、働き方に課題を感じている人は全体の59.8%で、役職別に見ると役員が52.9%、管理職が62.3%、役職なしが57.8%だ。具体的な課題は「コミュニケーションの分断」「リモート組と出社組での対立」「評価方法の課題」「勤怠労務管理」などがある。

不合理な理由で出社した経験は約3割

不合理な理由で出社した経験があると回答した人は32.6%、役職別では管理職が35.3%と多い割合だ。理由は「紙やハンコ業務」「『出社した方がいい』という空気感がある」「オンラインだと会議で発言しづらい」といったものがある。

特に「出社した方がいい」という空気感は管理職である30~40代に多い傾向があることも分かった。

働き方の多様化でミッションの重要度が増すと回答した人は全体で61.5%、役職別では役員が65.0%、管理職が72.2%、役職なしが47.3%だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ドリーム・アーツ株式会社のプレスリリース
https://www.dreamarts.co.jp/news/

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高野勤一
高野勤一