人事担当者と管理職のマネジメントに関する調査、組織課題と管理職の役割

2022.09.29
マネジメントに関する意識調査

株式会社リクルートマネジメントソリューションズは、「マネジメントに対する人事担当者と管理職層の意識調査2022年」を実施し、300人の回答をまとめ2022年9月27日に発表した。

人事担当者と管理職の意識の違い

会社の組織課題について、人事担当者の回答は「新価値創造・イノベーションが起こせていない」が66.7%、「次世代の経営を担う人材が育っていない」が66.0%、「難しい仕事に挑戦する人が減っている」が64.0%という結果であった。

管理職の回答は「次世代の経営を担う人材が育っていない」が64.7%、「ミドルマネジメント層の負担が過重になっている」が62.0%、「新価値創造・イノベーションが起こせていない」が60.0%だ。

管理職の役割は「メンバーの育成」

人事担当者に管理職への期待を聞いたところ「メンバーの育成」42.7%、次いで「業務改善」26.7%、「担当部署のコンプライアンス・勤怠管理の徹底」23.3%だ。特にリモートワークが進む中で機密情報管理や勤怠管理に重点が置かれている。

また管理職に重要な役割について聞くと「メンバーの育成」46.0%で人事担当者と同じだが、「担当部署の目標達成/業務完遂」32.0%、「業務改善」30.7%と回答が異なる。

管理職に困っていることを尋ねると「業務改善」48.0%、「メンバーの育成」44.0%などがあげられた。調査ではほかにも業務改善、「自律共創型」組織への取り組みなどについても報告している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

リクルートマネジメントソリューションズのプレスリリース
https://www.recruit-ms.co.jp/press/

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高野勤一
高野勤一