新入社員の研修に関する実態調査、21卒・22卒との違いは「働き方の関心」

2022.09.23
大企業の人事が語る新入社員の傾向

ユームテクノロジージャパン株式会社は、22年卒新入社員の研修に関する実態調査を実施し、2022年9月20日に結果を発表した。従業員数1,000名以上の大企業で新入社員研修に携わる人事111名の回答をまとめたものだ。

安定志向はどちらも高い傾向に

人事が感じている21卒・22卒それぞれの傾向として、「オンラインへの適応力」の程度を聞いたところ、「非常に/やや高い」は21卒が76.5%、22卒が81.9%、「安定志向」については、「非常に/ややある」は21卒が83.7%、22卒が81.0%であった。

「先輩・同僚との関係性構築への意欲」について、積極的なのは21卒が51.3%、22卒が46.8%である。「学習意欲」が高いのは21卒が72.1%、22卒が73.0%だ。「研修後の立ち上がり」の速さは21卒が60.3%、22卒が62.1%だ。

22卒は働き方の関心が高い傾向に

また、「働き方(リモートワークや副業など)への関心」について高いのは21卒が76.5%、22卒が78.3%、「仕事に対する主体的なスタンス」では「主体的」なのは21卒が43.2%、22卒が48.6%であった。

さらに「ポジティブ思考」について、ポジティブと回答したのは21卒が54.9%、22卒が57.6%である。レポートでは、どちらも安定志向が高い一方で、22卒は働き方への関心やポジティブ思考などが高くなっていると報告した。

(画像はプレスリリースより)
出典:ユームテクノロジージャパン株式会社

▼外部リンク

ユームテクノロジージャパンのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000086740.html

ユームテクノロジージャパンの公式サイト
https://umujapan.co.jp/

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高野勤一
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