若手社員の約7割が、進まないDX化に「課題を感じていない」と回答

2022.09.18
勤務先のDX化についての調査

株式会社RECEPTIONISTは、「勤務先のDX化についての調査」を実施し、2022年9月15日に結果を発表した。若手社員の約7割がDX化の後れに「課題を抱いていない」と回答した。

DXの後れを意識していない人は69.1%

同調査は、1,000名以上の大企業に勤める20~30代の一般社員400名の回答をまとめたものだ。

勤務先のDX化が進んでいないと回答した人は72.8%、そのうち課題を感じているか聞いたところ「あまり/まったく課題を感じない」「分からない・意識していない」の回答は合わせて69.1%であった。

一方で、なくなってほしい文化や業務については「紙や手入力の申請・管理」が最も多く、アナログな文化を敬遠する傾向にある。

会社に感じる危機意識「変化を受け入れない」

DXが進まないことを会社が課題に感じているか聞いたところ、「あまり/まったく感じていないと思う」「分からない」を合わせると71.5%、その原因と思われる役職は「役員」「社長」を合わせると40.5%だ。

課題を感じていない具体的な理由は「変化を受け入れられない」「DXに対して理解がない」「風土が変わるのを恐れている」などがあげられた。

DX化に課題を感じていると回答した人にフォーカスすると、転職を希望する人は74.4%、課題を感じていない人の転職希望18.9%と大きな差が出ている。

DX化が進んでいると回答した人に部門を聞いたところ「グループウェア」が52.3%、次いで「総務」、「労務」などがあげられた。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社RECEPTIONISTのプレスリリース
https://receptionist.co.jp/news/

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高野勤一
高野勤一