「企業の睡眠負債」調査、ビジネスパーソンのモチベーションに影響あり
2022.09.16
働く人の睡眠課題
株式会社ニューロスペースは、「企業の睡眠負債」に関する実態調査の結果を2022年9月3日に発表した。20代〜60代のビジネスパーソン約5,000人からデータを取得し、働く人が抱える睡眠の課題や日中の支障、睡眠に影響する要因などを調査している。
睡眠に満足していない・65%
まず睡眠の満足度を調べたところ、「満足していない」割合は全体平均で65%、年代別でも60%前後を示しており、年代や社会人経験の長短に関係なく不満を感じていることが分かる。
一方で、睡眠の悩みは傾向が異なる。20~40代の社員の悩みは「朝起きるのがつらい」で、50代は「途中で目が覚める」、30~40代は「寝ても疲れが取れない」などの悩みが多くなっている。
睡眠の不満足が与える日中の支障
睡眠に満足していないと回答した人のうち、日中にそれなりに支障を感じている人は49.3%だ。疲労度は、睡眠に満足している人の1.7倍、心の余裕がなくなりイライラしたり、モチベーションが低下したりする傾向が見られた。
満足度が低いほど、睡眠習慣を実施する割合が低く、寝る前にリラックスできていない割合は、満足度の高い人に比べ67.8%下がっているほか、実際の睡眠時間も0.9時間短くなっている。
(画像はプレスリリースより)
(株式会社ニューロスペース調べ)
▼外部リンク
株式会社ニューロスペースのプレスリリース
https://www.neurospace.jp/
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