ITエンジニアのフルリモートワークの実施状況、今後も「継続」は80.0%

2022.07.16
フルリモートを導入している企業の実態

paiza(パイザ)株式会社は企業の人事を対象に「新卒ITエンジニアのフルリモートワーク実施状況」について調査。2022年7月12日に結果を発表した。

開始した時期は2020年3月~5月頃

同調査は、ITエンジニア向け求人プラットフォーム「paiza新卒」を利用している358社のうち、新卒社員のフルリモートワークを実施している企業は全体の16.8%、一時的な対応ではなく、通常の勤務形態としているのは90.0%だ。

フルリモートワークを開始した時期は、2020年3月~5月頃が40.0%、2020年1月~3月頃が30.0%で、多くの企業が新型コロナウイルスの流行を機にフルリモートに移行し、ワークライフバランスや広いオフィススペースが不要などの理由で継続している。

フルリモートワークの条件があったか聞いたところ、「何かあったときのため、オフィスに出社できる距離に居住する」「自宅以外での仕事を認めない」がともに40.0%であった。

フルリモートのメリット

新卒ITエンジニアのフルリモートワークの時期は、「入社後すぐ」が60.0%、「研修後」「研修とその後一定期間」が20.0%だ。

フルリモートワーク導入のメリットは「地方の学生も採用できる」50.0%、「優秀な応募者が増えた」20.0%、今後もフルリモートワークを「継続する」と回答した企業は80.0%であった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

paiza株式会社のプレスリリース
https://www.paiza.co.jp/news/

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高野勤一
高野勤一