WMS(倉庫管理システム)を導入している企業の活用状況と課題
2022.06.21
株式会社ダイアログは、WMS(倉庫管理システム:Warehouse Management System)を導入している倉庫業の経営者・役員・倉庫現場責任者102名に行ったアンケート調査の結果を2022年6月20日に発表した。
WMSの活用により、業務の効率化・改善が進んだと思うか聞いたところ、「非常にそう思う」23.6%、「ややそう思う」32.4%を合わせ、56.0%がWMSの効果を実感している。
一方、WMSを「全ての機能ではないが使っている」が39.2%、「データを入力するのみ」が7.8%、「全ての機能を使いこなしている」のは16.7%で、十分に活用できていない様子がうかがえる。
一部機能を使用している、またはデータ入力のみと回答した人の理由は、「使いこなすのに時間がかかる」40.7%、「WMSと実際のデータとの整合性が合わせづらい」37.0%などがあげられている。
業務課題は、「適切な人繰りができない」37.0%、「データと事実の差がある場合原因発覚に時間がかかる」27.8%、「作業計画が柔軟に変更できない」24.1%などだ。
受発注管理データや勤怠管理データなどを1つのプラットフォームで統合できているかとの質問では、「非常にそう思う」9.8%、「ややそう思う」25.5%となっている。
あらゆるデータを可視化することで人繰りや作業計画などの経営判断ができるWMSを「利用したい」との回答は61.8%であった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ダイアログのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000053900.html
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