ヘッドハンターが予測する、2022年の中途採用状況と成功の秘訣

2022.06.16
中途採用・転職支援に関するアンケート

株式会社ビズリーチは、転職サイト「ビズリーチ」に登録するヘッドハンター562名を対象に中途採用・転職支援に関するアンケートを行い、2022年6月14日に結果を発表した。

2022年後半に採用活動が活性化すると予測

2022年後半の中途採用活動についてヘッドハンターの意見を聞いたところ、「活性化する/どちらかといえば活性化する」と回答したのは91.5%だ。緊急事態宣言の解除などを皮切りに、社会生活や経済活動の正常化が図られていることから推測される。

1年前と比較して、クライアント企業からの相談内容が増えたのは「応募が集まらない」が83.2%で、昨年より15.6ポイント増加。人材不足が深刻化している状況がうかがえる。

また「内定を辞退されることが多い」37.7%、「応募要件を満たしていない人からの応募が多い」34.3%などもあげられる。

採用に成功する企業の特徴とは

さらに、アフターコロナで採用に成功する企業の特徴を聞いたところ、「経営者が採用にコミットしている」「現場(受け入れ部門)との連携ができている」などの回答が多くあがっている。人事担当者だけでなく、経営層が主体的に関わることが成功の鍵と考えられる。

ほかにも「リモートワークや副業など柔軟な働き方」「複数のキャリアパスの選択肢がある」といった、仕事の条件や環境への意識もあげられた。

ビジネスパーソンのキャリア観が変化している調査も報告しており、1人1人に合わせた仕事内容や働き方の提示が求められているとしている。

(画像はプレスリリースより)

(ビズリーチ調べ)

▼外部リンク

株式会社ビズリーチのプレスリリース
https://www.bizreach.co.jp/pressroom/

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高野勤一
高野勤一