企業のDX化は進んでいるのか?課長1,000人が答えるDXの関わりとは

2022.04.24
DX時代の課長調査

株式会社JTBコミュニケーションデザインのワーク・モチベーション研究所は、「DX時代の課長調査」の報告書をまとめ、2022年4月21日に公開した。DXとの関わりについて、約6割がDXを推進するものの、4人に1人が「自分の仕事には関係ない」と回答している。

「DXを推進している」60.7%

同調査は、従業員数100人以上の企業に勤務する課長職1,000人を対象に、DX推進に対する意識や取り組みなどについて調査したものだ。

課長職とDXの関わりを聞いたところ、「業務の中でDXを推進している」が60.7%、「DX推進のための部門やプロジェクト・委員会などに、自分が所属している」が13.9%、一方で「自分の仕事の性質上、DXは関係ない」との回答が25.4%あった。

困っていること「知識やスキルがない」

課長が困っていることを聞くと、「DXの知識やスキルがない」は38.1%、「具体的にどう進めればいいか分からない」が25.2%だ。ほかにもDXに手が回らない、資金が足りない、部門によって足並みが揃わないなど様々な回答が得られている。

困りごとの対処法は「インターネット検索」が44.6%、「社内のDX関連部門に聞く」30.3%、「部下や同僚に聞く」22.6%などがある。

DXなど変化の激しい時代に課長職にいることについて「責任を感じる」が46.0%だが、若い課長ほど「チャンスである」という見方も多くなっている。レポートでは、DX化の推進は、企業戦略としてトップからの強いメッセージが効果的だと報告している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

JTBコミュニケーションデザインのプレスリリース
https://www.jtbcom.co.jp/article/hr/1302.html

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高野勤一
高野勤一