4月から施行される「賃上げ促進税制」を利用する企業は8%、その理由とは
2022.03.27
「賃上げ促進税制」について
株式会社フリーウェイジャパンは、2022年3月22日に「賃上げ促進税制に関する認知度調査」の結果を発表した。「賃上げ促進税制」の認知度は57.9%と過半数に達した。
認知度は半数以上、活用率は1割未満
同調査は2022年2月22日~3月3日に行われ、中小企業と零細企業の従業員378人、ならびに代表取締役221人の回答を集計したものだ。
2022年4月に施行される「賃上げ促進税制」について聞いたところ、「詳細まで知っている」は7.2%、「詳細は知らないが制度自体は知っている」は50.7%、合わせると57.9%であった。「知らない」の回答は42.1%だ。
制度を活用する企業は8.4%、活用しない企業は41.7%、分からないが49.9%だ。制度を活用しない理由は、「税制優遇の効果に期待できない」40.0%、「賃金の引き上げにより業績悪化の可能性がある」28.3%などがある。
賃金引き上げをする/しない
賃金の引き上げを予定している企業は14.7%、未定は41.1%、実施しないとの回答は44.2%だ。
賃上げ率は、最も多いのが「3~5%未満」23.9%、引き上げの理由は「従業員の定着率向上のため」61.4%、「業績の向上が見込めるため」36.4%などがあげられる。
一方で引き上げを予定していない理由は、「業績の回復が見込めない」45.2%、「一度基本給を上げるともとに戻せない」18.0%などがあげられた。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
フリーウェイジャパンのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000061444.html
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