9割以上の企業が今春の新人に「出社」を求めると、学情調査で判明

2022.03.19
人事担当者を対象として実施

株式会社学情は、「2022年4月入社の新入社員の勤務形態」に関する調査を実施し、その結果概要を2022年3月15日に発表した。

同社は、20代専門転職サイト『Re就活』の運営などを手がける企業。今回の調査は、企業の人事担当者を対象とするWeb上でのアンケート調査として同年2月24日~2月28日に実施され、354件の有効回答を得ている。

新入社員の勤務形態、「出社」が58.8%

今般のコロナ禍によりテレワークの導入/定着は急激に進み、入社時からテレワークに取り組む新入社員も増えた。しかし、テレワークによって生じる新入社員とのコミュニケーション不足を懸念する企業も多い。今回の調査は、こうした現在の状況を背景として実施された。

調査では、2022年4月に入社する新入社員の勤務形態について質問。結果は、「出社」という回答が58.8%を占めて最多となり、「出社とテレワークの組み合わせ」が31.9%で続いた。全体の9割を超える企業が、入社すぐの新入社員に対して何らかの形で「出社」の機会を設けることが明らかになっている。

テレワークは「モチベーションの状態をつかみにくい」

調査では、若手社員がテレワークを行う際に課題となる点についても、複数回答形式で訊ねている。結果は、「モチベーションの状態をつかみにくい」という回答が75.4%で最多となった。次点には、69.3%の「報連相などのコミュニケーション不足」や62.1%の「作業の進捗状況や成果の把握が難しい」と続いている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社学情
https://company.gakujo.ne.jp/

新入社員の勤務形態は「出社」が約6割/人事担当者アンケート – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/

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石藤明人
石藤明人