IT企業のDX化調査、遅れている業務はリソース管理
2022.03.03
業務のクラウド化・デジタル化に関する調査
株式会社アイリッジは、「業務のクラウド化・デジタル化」に関する調査を行い、2022年2月28日に結果を発表した。デジタル化が遅れている業務はリソース管理(要員計画/人材配置など)となっている。

9割以上が付帯業務への負担を感じている
同調査は、人材リソースの最適配置をサポートする「Co-Assign」(コーアサイン)を利用しているIT企業24社にアンケートを行い、会社のDX状況を調査した。
事務・管理などの付帯的な業務に負担がかかっている、非効率だと「とても感じている」との回答は71%、「やや感じている」との回答は29%だ。
クラウド化、デジタル化している業務は「勤怠管理」が100%、「社内稟議承認」「請求業務」が50%だが、「リソース管理」21%、「押印」25%などが低い割合となった。
理由は「リソース面(人手不足)」が33%、「取引先の事情に合わせるため」が25%である。
課題はリソース管理
特に手間がかかっている付帯業務をランキングにしたところ、1位は「リソース管理」、2位は「工数管理」、3位は「人事評価」となっている。
IT企業でフルリモートワークをしている割合は21%、週4回程度は29%、週3回は21%、リモートワークでメンバー稼働状況やプロジェクト進捗が「見えづらくなった」との回答は50%となり、要員計画や人材配置の難易度が高くなっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社アイリッジのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000310.000011255.html
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