「エンジニアHub」、エンジニアの「転職と今後のキャリア」意識を調査

2021.12.17
『エンジニアHub』ユーザー100名が回答

エン・ジャパン株式会社は、同社運営サイト『エンジニアHub』にて「転職と今後のキャリア」に関するアンケート調査を実施し、その結果概要を2021年12月16日に発表した。

『エンジニアHub』は、Webエンジニア特化型の求人情報サイト。今回の調査は、同サイトのユーザーであるエンジニアを対象として同年11月5日から12月5日にかけて実施され、100名から有効回答を得ている。

今後関わりたい技術のトップは「AI」

調査ではまず、今後関わりたい技術をエンジニアに訊ねている。結果は、「AI」という回答が65%を占めて最多となった。「AI」は、34%で次点の「セキュリティ」に大きな差をつけてトップとなっており、34歳以下/35歳以上や年収600万円未満/以上といった区分を問わず高い比率を誇っている。

今後関わりたい分野については、37%の「DX」がトップとなり、30%の「教育」や29%の「社会インフラ」が比較的僅差で続いた。年代別に見た場合、34歳以下ではトップ3が「DX」「教育」「航空宇宙」となったのに対して、35歳以上では「社会インフラ」「DX」「医療/健康」が上位に並ぶなど、大きな差異が生じている。

転職先選びのポイントは「給与・年収」が最多

調査では、転職先選びのポイントについても質問が行われた。結果は、69%を占めた「給与・年収」という回答がトップとなった。この結果において、年齢が若いエンジニアがプロダクトの特性に注目して転職先を選ぶ傾向がある一方で、年収別ではさほど大きな差異が生じていない点に、同社は注目している。

同社は今後のエンジニア採用について、市場に合った報酬設計や全国でも働ける機会の提供などが重要になると、まとめている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

Webエンジニア100名に聞いた「転職・キャリア」調査 『エンジニアHub』ユーザーアンケート – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2021/28067.html

記事をシェアする

kakimoto