中小企業・零細企業の2021年度冬のボーナス事情、支給なしが約5割
2021.12.07
株式会社フリーウェイジャパンは、中小企業・零細企業の従業員248人、代表取締役79人に、「コロナ禍の公的助成金・補助金に関する利用実態調査」を実施し、2021年12月6日に結果を発表した。
冬のボーナスが「支給されない、される予定がない」と回答した人は全体の48.4%で、理由は「会社の業績不振」が多く31.2%である。
支給された、また支給予定者のうち金額を把握している人が回答したボーナス支給額は、「20万円~30万円未満」25.9%、「10万円~20万円未満」18.5%が最も多い結果となっている。支給額に「納得している」人は48.1%、「やや納得している」人は18.5%だ。
ボーナスの使い道は「生活費」が最多で40.7%、「預金・貯金」が22.2%となっている。同社が過去に行った2回の調査では、1位が「預金・貯金」であったが、コロナ禍の影響で直近の生活費に充てられていることがうかがえる。
経営者に来年度のボーナス支給の見込みが立っているか聞いたところ、「立っていない」が46.8%だ。年間を通して業績が上がったとの回答は21.5%、上期から下期にかけて業績が上がったとの回答は29.1%となっている。
従業員に来年の夏のボーナスを期待しているか聞いたところ、「期待できない」が52.2%だが、次いで「やや期待できる」との回答が20.1%あり、景気回復に期待する傾向も見られた。
(画像はプレスリリースより)
(出典:株式会社フリーウェイジャパン)
▼外部リンク
フリーウェイジャパンのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000016.000061444.html
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