コロナ禍におけるDX浸透に関する調査、オフィス外打刻は東京都を中心に増加
2021.10.06
コロナ禍で働き方はどう変わった?
株式会社DONUTSは、同社のシステムを利用している企業を対象に打刻や在宅勤務手当に関するデータを集計し、2021年10月5日に結果を発表した。
調査は2020年4月1日~2021年8月31日まで、「ジョブカン勤怠管理」システムと「ジョブカン給与計算」から収集したデータをもとに働き方の変化やDXの浸透などを分析している。
SlackやLINEによる打刻が増加
初めの緊急事態宣言が発令された2020年4月以降、2021年8月までの間にオフィス外打刻は約2倍に増加した。2度目の緊急事態宣言が発令された期間はほぼ横ばいで大きな変化は見られていない。
オフィス外打刻のうち、Slackによる1日当たりの打刻数は、東京都が2.1倍、大阪は2.46倍、一都三県と大阪を除いた地域でも1.58倍に増加している。
ラインによる1日当たりの打刻数は、東京都が1.75倍、大阪は1.13倍、ほか一都三県、大阪を除いた地域では1.37倍の増加となっている。
「在宅勤務手当」の普及状況と金額
「在宅勤務手当」を設けている企業は、全国的に見ると多くはないが、東京都、一都三県では増加の傾向となっている。一方、支給額の中央値は「3,000円」で、地域の差はほとんど見られないことが明らかになった。
レポートでは、コロナ禍において在宅勤務制度を導入した企業が増え、1年半の試行錯誤を経てひとつの働き方として浸透してきており、今後もその傾向は続くと推察している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社DONUTSのプレスリリース
https://all.jobcan.ne.jp/info/
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