新卒の会社選び、4割以上が「後悔している」!?

2015.09.08
入社後にギャップを感じる新入社員が多い

20代向けのレコメンド型転職サイト「キャリアトレック」を運営する株式会社ビズリーチは、就職活動や新卒入社した会社についてのアンケートを実施。調査は8月24~30日に行われ、22~30歳のキャリアトレック会員341人より有効回答を得た。

『就職した企業について、入社の「決め手」となったのは何でしたか?』という質問に対し、最も多かったのは「最初に内定が出た企業だった」と答えた人で、全体の43%。「やりたい仕事ができる」の36%を上回り、自分の希望よりも内定という評価を受けて、就職先を決めた人が多い結果となった。

しかし「新卒で入社した企業について、その企業を選択したことを後悔していますか?」の問いに対しては、41%の人が「後悔している」と回答。後悔している理由については、「自分のやりたいことが明確に定まらないまま就職活動を進め、入社してしまった」「業界や企業研究が十分でなく、入社後にギャップが生じた」がどちらも約半数を占めた。

後悔している人の半数が「リベンジ転職」を考えている

新卒で入社した会社に後悔を抱いている人たちは、現在どう思っているのだろうか。「後悔している」と回答した人のうち45%は、「新卒のときに入社したかった企業や職種・業種を目指したい」と回答。約5割の人が「リベンジ転職」を視野に入れているようだ。

20代の学生は就職活動を行いながらも、自分が考えるキャリアややりたいことなどが明確でないため、内定を得た会社に入ったもののギャップを感じて悩む人も少なくない。新入社員が入社してから後悔しないよう企業側も情報公開に務め、企業訪問や社員と直接話す機会を増やすなどの対策が必要といえそうだ。

(画像はプレスリリースより)
(キャリアトレック調べ)

▼外部リンク

株式会社ビズリーチ プレスリリース
https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/

キャリアトレック
https://www.careertrek.com/

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間山圭奈
間山圭奈