57.9%が2022年も積極的に高卒を採用。ジンジブ、高卒採用活動を調査

2021.05.14
『ジョブドラフトNavi』の運営などを手がけるジンジブ

株式会社ジンジブは、2021年卒の高卒採用活動に関する調査を実施し、その結果概要を2021年5月11日に発表した。

同社は、高校生の就職を支援するサイト『ジョブドラフトNavi』の運営などを手がける企業。今回の調査は、企業の新卒採用担当者を対象として2021年3月にネット上にて実施され、519人(うち高卒採用実施は276人)より有効回答を得ている。

高卒採用でもオンラインの活用が進んでいる

調査では、2021年度の高校新卒採用における応募経路について質問。結果は、「学校を通しての応募(学校斡旋)」という回答が69.6%を占めて最多となった。次点には、27.8%の「生徒自らの応募(自己開拓)」や19.8%の「民間企業など学校以外の期間を通しての応募」、16.1%の「縁故採用」などが並んでいる。

高卒採用活動で上手くいった活動について複数回答形式で訊ねると、最も多かった回答は46.7%の「職場見学」。以下、32.8%の「面接」や32.5%の「応募」が続いた。上手くいった具体的な活動内容としては、オンライン職場見学や求人サイト活用による希望者集客を評価する声が多く集まり、高卒採用においてもオンラインの活用が進んでいることが明らかになっている。

半数以上の企業が高卒採用に意欲的

調査では、2022年度の高校新卒採用に関する質問も実施。2022年卒の募集人数について訊ねると、40.9%の「変わらない」がトップとなった。次点には、17.0%の「増やす」と16.8%の「減らす」が続いている。

同社は、「変わらない」「増やす」を合計すると、57.9%の企業が積極的に高卒採用を行う予定であることに注目。コロナ禍を経ても、半数以上の企業が高卒採用に意欲的であるとまとめている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

高校新卒採用についての動向調査21年を公開しました – 株式会社ジンジブ
https://jinjib.co.jp/archives/6515

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kakimoto