「Daijob.com」、中途採用比率の公表義務化に関する意識調査を実施

2021.03.22
公表義務化に対するグローバル人材の意識

ヒューマングローバルタレント株式会社は、中途採用比率の公表義務化に関する意識調査を同社運営サイトにて実施し、その結果概要を2021年3月19日に発表した。

同社は、グローバル人材のための転職・求人情報サイト『Daijob.com』を展開する企業。同調査は『Daijob.com』登録者を対象として実施され、公表義務化に対するグローバル人材の意識などを炙り出すものとなっている。

公表義務化の認知率、日本人も外国人も10%以下

2021年4月より、改正された労働施策総合推進法が施行され、大企業を対象として中途採用比率の公表が義務化される。今回の調査はこの改正を受けて同年2月に実施されたものであり、日本人231名・外国人263名の『Daijob.com』登録者が回答した。

調査ではまず、公表義務化そのものの認知について質問。結果は、日本人も外国人も認知率は10%以下に留まった。転職活動時に中途採用比率を意識する比率については、日本人が32%であるのに対して、外国人は60%に到達。「社風を知るきっかけ」として中途採用比率を意識する割合は、日本人と外国人も共に約7割となっている。

日本人は「離職率」、外国人では「キャリアパス」

調査では、転職時において求人情報以外で知りたいことについても訊ねている。結果は、日本人では「離職率」という回答が54%で最多となったのに対して、外国人では「キャリアパス」が69%でトップとなった。同社はこの結果について、日本と海外の転職に対する意識の違いが表れていると、考察している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

中途採用比率の公表義務化に関する独自調査 – ヒューマングローバルタレント株式会社
https://corp.daijob.com/news/news/20210319

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