キーワードは「DX」「RPA」。「doda」、レポート「転職市場予測2021上半期」発表

2021.01.06
転職市場の動向を『doda』編集長が予測・解説

パーソルキャリア株式会社は、2021年1月4日、同社が運営する転職サービス『doda』においてレポート『転職市場予測2021上半期』を発表した。

同レポートは、2021年上半期(1月~6月)における転職市場の動向を、『doda』編集長・喜多恭子氏が予測・解説するというもの。予測は、市場を14分野に分けた上で、それぞれの業界・職種に対して実施されている。

「同じ業界・同じ職種」の経験者が以前にも増して有利

同レポートではまず、今般のコロナ禍によってIT化・ネット化があらゆる業界・職種において急務になったことを指摘。また、以前から緩やかに進んでいたDX(デジタル・トランスフォーメーション)の動きが本格化したことにも着目。こうした動きを反映し、2021年上半期の転職市場は「DX」や「RPA」といったキーワードを中心に動くと考察している。

「DX」や「RPA」が注目される中で、ITに関連する求人ニーズは堅調になると、同レポートでは予測。同時に、景気の先行きは依然として不透明であるため、企業は引き続き即戦力となる人材を中心に採用活動を進めるとも予想。そのため転職市場では、「同じ業界・同じ職種」の経験者が以前にも増して有利になると分析している。

「人事」では、対応力と柔軟性を持つ人材が人気

同レポートではまた、「人事」「法務」「企画・マーケティング」といった分野別の求人動向予測も行っている。「人事」分野では、コロナ禍以降に労務や人事制度企画において採用ニーズが上昇した点に注目。今後は、対応力と柔軟性を持つ人材が求められると考察している。

パーソルキャリア株式会社は今後も、全ての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指して、サービスの運営・提供を行うとしている。

(画像はパーソルキャリア株式会社の公式ホームページより)

▼外部リンク

転職サービス『doda』が『転職市場予測2021上半期』発表 – パーソルキャリア株式会社
https://www.persol-career.co.jp/

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石藤明人
石藤明人