出すけど、減らす。「人事のミカタ」、中小企業の「2020年の冬季賞与」を調査

2020.12.18
中小企業333社より有効回答を得た

エン・ジャパン株式会社は、同社運営サイト『人事のミカタ』において「2020年の冬季賞与(ボーナス)」に関するアンケート調査を実施し、その結果概要を2020年12月17日に発表した。

『人事のミカタ』は、人事向けの総合情報サイト。同調査は、中小企業にて同サイトを利用する人事担当者を対象として同年11月・12月に実施され、333社より有効回答を得ている。

「支給予定」業種、トップは100%の「コンサル関連」

調査ではまず、「2020年、冬季賞与は支給予定ですか?」と質問。結果は、82%の中小企業が「支給予定」と回答した。回答を業種別に見ると、「支給予定」と答えた業種のトップ3は、100%「コンサル関連」、92%の「商社」、そして87%「不動産・建設」となっている。

「支給予定」と回答した企業には、支給予定額の変動についても質問。最も多い回答は、前年から31ポイント増加して42%を占めた「減額予定」となっている。賞与支給の維持を図りながらも、支給額の減額は避けられない企業が、多数に及んでいることに同社は注目している。

悩みはやっぱりコロナ禍

調査では、賞与支給に関する悩みや課題についても、複数回答形式で訊ねている。結果、最も多い回答は、44%の「新型コロナウイルスによる業績への影響の長期化」となった。次点には、41%の「賞与の支給額による社員モチベーションへの影響」や、38%の「業績不振など、原資確保の悩み」などが並んでいる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

2020年 中小企業「冬季賞与(ボーナス)」実態調査 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2020/24822.html

記事をシェアする

kakimoto