LINE WORKS、リモートワーク未実施の企業に「リモートワークに関する意識」を訊く

2020.11.29
デスクワーク以外の業務に就く社員・経営層が対象

ワークスモバイルジャパン株式会社は、リモートワーク未実施の企業を対象とする「リモートワークに関する意識調査」を実施し、その結果概要を2020年11月26日に発表した。

同社は、『LINE WORKS』を提供している企業。同調査は、2020年1月から10月初旬までリモートワーク未実施の企業にて、デスクワーク以外の業務に従事する社員500人および経営層480人を対象として、同年10月に実施されている。

79.8%が「導入は不可能だと思う」と回答

調査では、デスクワーク以外の業務に従事する社員に、所属企業でリモートワークを導入できるかどうかを質問。結果は、79.8%が「導入は不可能だと思う」と回答した。同じ質問を経営層に行うと、79.0%が不可能と回答。リモートワーク導入の意向については、経営層の80.2%が「導入しないと思う」と答えている。

リモートワーク導入の意向がない経営層には、導入できないと思う理由を訊ねている。結果は、「全社員または一部の社員がリモートワークができない業務をしているから」という回答が、77.2%を占めて最多となった。他の理由としては、「管理・マネジメントが難しいから」「業務効率が落ちると思うから」といった意見が寄せられている。

「現在の働き方を今後も継続する意識」が低下

所属企業がリモートワークを導入しなかった社員には、会社や働き方に関する意識がどう変化したかについても質問。結果は、「現在の働き方を今後も継続する意識」が低下することが明らかになった。この傾向は20代社員で特に顕著であり、同時に「現在とは異なる職種・業界への転職意向」の向上も明らかになっている。

これらの結果からワークスモバイルジャパン株式会社は、経営層の重要な責務としてオンラインツールの活用を推奨している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

デスクワーク以外の業務に従事する社員と経営層への「リモートワークに関する意識調査」 – ワークスモバイルジャパン株式会社
https://line.worksmobile.com/jp/pr/20201126/

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