コロナ禍でハイクラス人材のキャリア観は変化したのか。「iX転職」調査

2020.10.27
ハイクラス転職サービスが調査

パーソルキャリア株式会社は、同社運営のハイクラス転職サービス『iX転職』において「キャリア観の変化」に関する調査を実施し、その結果概要を2020年10月22日に発表した。

『iX転職』は、希少性の高い求人を扱うヘッドハンターとハイクラス人材(年収800万円以上)が出会える転職サービス。同調査では、今般のコロナ禍によってキャリア観がどう変化したかを、首都圏在住のハイクラス人材200名に訊ねている。

6割以上が「現職で無理なく働きたい」と回答

調査ではまず、「コロナ前」と現在のキャリア観について質問。結果は、「コロナ前」と現在の双方で6割以上のハイクラス人材が「現職で無理なく働きたい」と回答した。変化した点としては、「現職でキャリアアップしたい」という回答の減少や、「転職したい」「独立(フリーランス)や起業をしたい」の微増が挙げられる。

コロナウイルスをきっかけに始めたことを複数回答形式で訊ねると、「キャリアの棚卸し・振り返り」「業務に役立つスキルの習得」という回答が、共に3割近い比率を占めて上位に並んだ。しかしその一方で、「特にない」も23.5%をマーク。その他の回答としては、「資格試験の勉強」「副業」などの声が寄せられている。

ハイクラス人材は、日頃から変化に備えている

これらの結果から同社は、ハイクラス人材の多くがコロナ禍と関係なく「現職で無理なく働きたい」と考えていると考察。一方で、新たな挑戦として「転職したい」「独立や起業をしたい」と考える人も増えつつあることにも注目。ハイクラス人材は、世の中の変化に対応できるよう、日頃から備えているとまとめている。

同社は今後も『iX転職』などを通じて、ハイクラス人材にキャリアの選択肢を提案するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

iX転職 – パーソルキャリア株式会社
https://ix-tenshoku.jp/

『iX転職』が新型コロナウイルスによるハイクラス人材の「キャリア観の変化」を調査 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/

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石藤明人
石藤明人