「人事のミカタ」、中途入社者の定着施策(オンボーディング)について調査

2020.10.20
『人事のミカタ』利用企業415社が回答

エン・ジャパン株式会社は、同社運営サイト『人事のミカタ』にて「中途入社者の定着施策(オンボーディング)」についてのアンケート調査を実施し、その結果概要を2020年10月19日に発表した。

『人事のミカタ』は、人事担当者向けに運営されている総合情報サイト。同調査は、同サイトを利用する企業を対象として同年4月22日~5月26日に実施され、415社より回答を得ている。

施策を行う理由は「離職率を下げたいから」

調査ではまず、中途入社者の「オンボーディング」に力を入れているかどうかを質問。結果は、7%の企業が「力を入れている」、34%が「どちらかと言えば力を入れている」と回答した。業種別に結果を見ると、「IT・インターネット関連」で注力している比率が高くなっている。企業規模別では、「100~299名」の企業が比較的注力していることが明らかになった。

中途入社者の「オンボーディング」に注力する企業には、その理由についても訊ねている。複数回答形式で得られた結果では、最も多く集まった回答は「離職率を下げたいから」となった。次点には、「採用や育成の経費を無駄にしたくないから」「採用上のアピール点になるから」といった回答が並ぶ。なお、注力しない理由では「予算や人員が足りないから」がトップとなっている。

自社の定着率、「高い」28%、「低い」33%

調査では、中途入社者の「オンボーディング」として具体的に実施している施策についても質問。結果は、「入社1ヵ月以内の導入研修」「ランチや飲み会などの歓迎イベント」「ハラスメントなどの相談窓口」という回答がトップ3に並んだ。

なお、対象となる企業それぞれにおける中途入社者の定着率について訊ねると、「定着率が高い」という回答は28%、「定着率が低い」 は33%となっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

「中途入社者の定着施策(オンボーディング)」実態調査 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2020/24342.html

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