ラーニングエージェンシー、コロナが人事・採用に与えた影響を調査

2020.09.21
人事業務の変化に関する結果・考察をまとめる

株式会社ラーニングエージェンシーは、「新型コロナウイルスが人事・採用に与えた影響」に関する調査を実施し、その結果概要を2020年9月18日に発表した。

同社は、累計13000社以上に人材育成サービスを提供している企業。同調査は、企業の人事・教育担当者395人を対象として同年8月に実施されたものであり、結果概要では人事業務の変化に関する結果および考察がまとめられている。

変更が必要になった人事業務は「採用」

調査ではまず、コロナの影響により変更あるいは新たに対応が必要になった人事業務について質問。結果は、中小・中堅・大企業のいずれにおいても「採用」という回答が最多となった。次点については、中小企業では「就労環境・規則整備」が、中堅・大企業では「社員育成」がそれぞれ2位につけている。

コロナをきっかけとして導入した施策・ツールについては、企業規模を問わず「Web面接・説明会」という回答がトップとなった。2位についても、企業規模を問わず「Web会議システム」がランクイン。しかし「Web会議システム」の導入比率については、中堅・大企業が53.6%であったのに対して、中小企業では65.6%に達した点に同社は注目している。

教育計画の見直し、67.3%が実施・予定

調査では、コロナ禍の最中における社員教育についても質問も行われた。

教育計画の見直しについては、実施・予定している企業が67.3%に到達。結果を企業別に見ると、「見直している」という回答は中堅・大企業で27.3%、中小企業では10.9%となった。「これから見直す」という回答は、中堅・大企業で10.0%、中小企業では21.4%となっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

人事業務の変化から見る新型コロナの影響調査 – 株式会社ラーニングエージェンシー
https://www.learningagency.co.jp/topics/20200918

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石藤明人
石藤明人