「未確定」、49%。21卒内定式の実施予定、就職支援のジェイックが緊急調査

2020.09.07
コロナ禍が内定式に与えた影響を明らかにする

株式会社ジェイックは、21卒内定式の実施予定に関する緊急調査を実施し、その結果概要を2020年9月4日に発表した。

同社は、若年層向けの就職支援事業を展開している企業。同調査は、今般のコロナ禍が内定式に与えた影響を明らかにすべく、同年8月26日から9月1日にかけて実施されたもの。全国の企業145社より、回答を得ている。

採用人数で変わる開催形式

調査ではまず、21卒の内定式をどのような形式で実施する予定であるかを質問。結果は、「未確定」という回答が49%を占めて、最多となった。次点には、27%の「オンラインでの開催」や15%の「対面での開催」、6%の「対面とオンライン混合での開催」などがつけている。

この回答の結果について同社は、採用人数別で企業を分類する形で考察を実施。すると、採用人数が30人を超える企業では、オンラインと対面の混合形式での内定式開催が急増することが明らかになった。逆に採用人数が30人以下の企業では、開催形式に悩んでいる割合が高い結果となっている。

多くの企業が内定式の在り方に悩んでいる

調査では、内定式のオンライン開催において企業が検討・企画している内容についても、自由回答形式で訊ねている。結果、「少人数にグループ分けしてオンライン懇親会を予定」「映像表現を通じて感動を生む」「内定証書の送付方法や同梱物への工夫を検討」といった回答が寄せられた。

これらの結果を受けて同社は、多くの企業がコロナ禍により内定式の在り方に悩んでいると、まとめている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

21卒内定式の実施予定に関する緊急調査 – 株式会社ジェイック
https://www.jaic-g.com/news/pressrelease/news-939/

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kakimoto