「辞めたい」サインの気づき方と、その対応。人材派遣のウィルが社内調査を実施

2020.09.01
派遣スタッフを管理する営業部員12名が対象

株式会社ウィルは、スタッフ離職抑止のために行う具体的なコミュニケーションについて社内調査を実施し、その結果概要を2020年08月31日に発表した。

同社は、人材派遣事業などを展開している企業。同調査は、派遣スタッフの管理を担当する同社営業部員12名を対象として、同年7月27日から8月4日にかけて実施されている。

離職サインのトップは「レスポンスの速度が遅くなる」

人材派遣事業では、遠隔地で働く派遣スタッフの離職抑止が重要なミッションとなる。同社営業部員もまたスタッフ定着率向上を目標として、様々な試行錯誤を経てノウハウを蓄積している。

そんな営業部員に「派遣スタッフとコミュニケーションを取ることで、離職を抑止できたことがありますか?」と訊ねると、12名全員が「ある」と回答。約4割の部員は、のべ10人以上の離職を抑止した経験があるとも答えた。

「離職しそうな気配を察知するポイント」を訊ねると、最も多かった回答は34%の「レスポンスの速度が遅くなる」。次点には、25%で「勤怠の乱れ」がつけている。

「否定せずに、相手が話しきるまで全て聞く」

調査では、離職サインを察知した後に上司が取るべき行動についても質問。結果は、「くだけた雰囲気を作り、その上で率直に聞く」という回答が多数になった。話を聞く際の注意点としては、「否定せずに、相手が話しきるまで全て聞く」と答えた部員がやはり多数になったという。

株式会社ウィルは今後も、社会に貢献できる人材の育成に注力するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社ウィル
https://will7777.co.jp/

「辞めたい」サイン、どう気付く?「スタッフの遠隔管理」のプロが、社内調査を実施 – dreamnews.jp
https://www.dreamnews.jp/press/0000221486/

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