コロナによる在宅勤務推奨と、副業・複業の関係。ランサーズ、実態調査を実施
2020.08.18
ランサーズ株式会社は、『在宅勤務推奨時における副業・複業者のサービス利用状況調査』を実施し、その結果概要を2020年8月14日に発表した。
ランサーズは、フリーランのプラットフォーム『Lancers』などを運営する企業。同調査は、コロナ禍による在宅勤務の推奨と副業・複業との関係を考察すべく実施されたものであり、同年7月31日時点で『Lancers』に登録する副業・複業者1490人より回答を得ている。
調査ではまず、副業・複業を開始した時期について質問。結果、在宅勤務が推奨された2020年2月以降に開始したという回答者が、全体の30.8%を占めるに至った。開始した理由については、14.5%の「収入減少のため」がトップであり、9.2%の「スキルアップのため」が次点に入っている。
2020年2月以降に副業・複業を開始した回答者には、本業の勤務先における役職についても訊ねている。結果は、約3割が役職に就いていることが明らかになった。また役職に就いている登録者は、コンサルタントといった専門職種で副業・複業を行っている割合が比較的高いという結果も出ている。
この結果を受けてランサーズは、役職に就き専門知識も持つ人材が新しい働き方に取り組むようになったことに注目。その要因として、在宅勤務・副業・副業といった働き方が多くの企業で活用され、また副業・複業として外部人材に仕事を任せる職種も増加していることを指摘している。
同社は今後も、「テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」をビジョンに掲げ、事業を運営するとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
『在宅勤務推奨時における副業・複業者のサービス利用状況調査』を発表 – ランサーズ株式会社
https://www.lancers.co.jp/news/pr/19878/
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