コロナ禍の影響を調べる。さんぽう、2021年3月高校新卒の就職動向を緊急調査

2020.07.14
高校生採用イベントに出席した企業117社が対象

株式会社さんぽうは、2021年3月高校新卒予定者の就職動向に関する緊急調査を実施し、その結果概要を2020年7月11日に発表した。

同社は、主として高校生への進路情報の提供を手がける企業。同調査は、コロナ禍の影響が高校新卒採用に大きく波及していることを受け実施されたものであり、2019年度の高校生採用イベントに出席した企業117社を対象としている。

「採用人数を削減する」企業、7.7%

同調査によると、2021年3月高校新卒予定者について「採用あり」と答えた企業は、約9割に達した。「採用人数を削減する」と回答した企業は7.7%であり、無回答を含めても22.2%に留まる結果となっている。

厚生労働省により選考スケジュールが1ヶ月後ろ倒しされたことについては、「影響がある」という回答は8.5%に留まり、「影響はない」は52.1%に達した。しかし、「どちらとも言えない」という回答も4割近くを占めており、「先が読めない」と考える企業が多いことが明らかになっている。

職場見学を「実施する」企業、85%を突破

調査では、オンラインでの採用活動についても質問。オンライン採用を「対大卒で実施している」という企業は29%に達したが、高卒採用では「実施予定」が12.4%に留まった。しかしその一方で、職場見学を「実施する」とした企業は85%を突破。リアルの職場見学によるミスマッチ防止を望む企業の意向が、浮き彫りになっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社さんぽう
https://company.sanpou-s.net/

高校新卒採用に関するアンケート調査 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/

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