平均年収の下限額、495.6万円。アスタミューゼ、AIエンジニアの転職状況を調査
2020.07.05
アスタミューゼ株式会社は、AIエンジニアの転職状況に関する調査を実施し、その結果概要を2020年7月2日に発表した。
同社は、採用プラットフォーム『転職ナビ』『SCOPE』の運営などを手がける企業。同調査は、2019年2月1日から2020年1月31日にかけて、同社が保有する約60万件の求人データからAIエンジニアの採用要件を可視化する形で実施されている。
同調査の結果によると、AIエンジニアの平均年収の下限額は、495.6万円となった。この額は、国税庁による日本の平均年収429.6万円と比較すると、60万円以上も高い。ボリュームゾーンは、32.5%の「400万円~500万円」と23.8%の「500万円~600万円」。また平均年収の上限額については、914.3万円だった。
AIエンジニアの募集業種については、54.8%の「ソフトウェア・情報処理」がトップ。次点には、28.6%の「自動車・輸送」や26.2%の「機械・電気」、23.8%の「インターネット」が並んでいる。また、医療業種においても比較的AIエンジニアへのニーズが高い結果が出た。
調査では、AIエンジニアを募集する企業の規模や平均年齢などについても調べている。
企業規模については、従業員規模が平均1896.2名、資本金は606900万円となった。大企業が多いが、詳細を見ると中小企業・ベンチャー・スタートアップまで幅広い結果となっている。平均年齢は、上場企業の平均年齢が41.4歳であるのに対し、36.4歳となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
「AIエンジニア」の転職状況を60万の求人票データから探る – アスタミューゼ株式会社
https://career-scope.jp/
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