給与前払い「速払いサービス」、バイト・パート・派遣へのコロナの影響を調査
2020.05.11
株式会社エーピーシーズは、同社運営の給与前払いサービス『速払いサービス』の利用登録者を対象として「新型コロナウィルスの影響に関するアンケート」を実施し、その結果概要を2020年5月8日に発表した。
同社は、マイナビグループにおいて『速払いサービス』の運営を手がける企業。同調査は、アルバイト・パート・派遣で働く同サービス利用者3000人より回答を得ている。
調査ではまず、「現在、あなたの職場の事業や売り上げなどに新型コロナウィルスの影響は出ていますか」と質問。結果は、「とても影響が出ている」が39.7%、「やや影響が出ている」と回答したのは32.4%を占めた。「今後出てくる」の18.8%も含めると、9割以上のアルバイト・パート・派遣労働者が影響を感じる結果となっている。
就業時間や日数(シフト)へのコロナの影響については、「変わらなく、今後も影響はなさそう」という回答が32%で最多となった。しかし、「休業している」「シフトが1~3割減った」「シフトが4~6割減った」「今後はシフトが減りそう」といった回答の合計は、過半数にあたる58%にまで達している。
勤務先が休業・シフト減少となった回答者には、給与補償の対応についても質問。給与補償への満足度を訊ねると、「不満」という回答が44%で最多となった。15%の「やや不満」を合わせると、全体の6割程度が不満を感じていることが明らかになっている。
給与補償そのものについては、「欠勤対応」という回答が37.8%で最多となった。次点には、27.9%の「一部補償されている」や12.3%の「全額補償されている」がつけている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
新型コロナウイルスによる休業・シフト減少への給与補償は40.2% – 株式会社エーピーシーズ
https://blog.apseeds.co.jp/covid-19-questionnaire-id1/
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