フードデリバリー、415%増。新型コロナによるアルバイト雇用の情勢変化調査
2020.05.06
HRソリューションズ株式会社は、新型コロナウィルスの影響によるアルバイト雇用の情勢変化を調査し、その結果概要を2020年5月1日に発表した。
HRソリューションズは、人材採用・雇用支援プラットフォームを展開している企業。同調査は、同社のクライアント企業約39万事業所におけるアルバイト応募の統計データをもとにする形で、実施されている。
新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、フードデリバリーやスーパーマーケットといった産業分野では需要が急激に増加し、人手不足が深刻な状態になりつつある。その一方で、飲食店などでは需要が急減し、アルバイトを中心とした現場人員の雇用維持が困難と言われるようになった。
今回HRソリューションズが実施した調査は、こうした動きを裏付ける結果となっている。同調査の結果概要によると、フードデリバリー・食品スーパーといった業種のアルバイト総応募数は、前年比248%の伸張をマーク。反対に、百貨店・レジャーサービス・居酒屋といった業種のアルバイト総応募数は、前年比マイナス71%となった。
なお同調査によると、「コロナ以後」に最も大きな増加幅をマークしたアルバイトの業種はフードデリバリーであり、その伸びは前年比415%にまで達している。
また同調査では、企業の自社ホームページに掲載した求人情報への直接応募が増加している点にも着目。特に「コロナ以後」に応募が増加した業種では、前年比228%もの増加を示した。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
【調査レポート】新型コロナウイルスの影響により進む「雇用の移転」現象 – HRソリューションズ株式会社
https://www.hr-s.co.jp/news/2020898/
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