感染拡大の対応と「収束後」の動きを訊く。アデコ、新型コロナと採用対策を調査

2020.04.21
人事・採用担当者680名を対象として調査

アデコ株式会社は、新型コロナウィルスの感染拡大による採用活動の対策に関する調査を実施し、その結果概要を2020年4月17日に発表した。

同社は、人財サービスを展開するアデコグループの日本法人。同調査は、同社の取引先である企業の人事・採用担当者680名を対象として、実施されている。

75%が対策を実施・検討している

調査ではまず、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、採用活動において何かしら対策を講じているかを質問。結果は、全体の43.2%が「対策を実施している」と回答した。また、「対策を検討中」「これから対策を検討する」という回答も含めた場合、75%が対策を実施・検討していることが明らかになっている。

オンライン説明会・Web面談の導入について訊ねると、「活用したいが、実際に会いたい」という回答が40.7%を占めて最多となった。「導入に問題はない」という回答は、従業員1000名以上の企業では40.7%に達しているのに対し、1000名未満の企業では25.9%に留まっている。

「収束後」は「来社での説明会・面談に戻ると思う」

調査では、新型コロナの「収束後」に関する質問も行われた。

「収束後」にオンライン説明会やWeb面談が主流になると思うかどうかを訊ねると、全体の57.8%が「来社での説明会・面談に戻ると思う」と回答。「オンライン説明会・Web面談に切り替わる」という回答した人は、19.9%に留まっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

新型コロナウィルスの感染拡大による採用活動の対策に関する調査 – アデコ株式会社
https://www.adeccogroup.jp/pressroom/2020/0417

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