現職を希望する平均年数、10.7年。「マイナビ 転職動向調査2020年版」

2020.04.21
2019年に転職した1500名を対象として調査

株式会社マイナビは、2020年4月16日、調査レポート『マイナビ 転職動向調査2020年版』を発表した。

同レポートは、転職者の傾向・変化を明らかにすべく同社が実施した調査の結果をまとめたもの。同調査は、正社員として働いている20代~50代の男女のうち、2019年に転職した1500名を対象として実施されている。

2019年における会社員の転職率、7.0%

発表された調査レポートによると、2019年における会社員の転職率は7.0%となった。マイナビが同調査を開始した2016年より、この転職率は年々増加。特に20~30代の男女において大きく伸びを示しており、若い世代では転職が活発に行われていることが明らかになっている。

調査では、現職の希望勤続年数についても質問。2019年における結果の平均値は、10.7年となった。マイナビは、20代では男女共に「10年以下」の割合が7割を超えている点に注目。「長くとも30代で現職を辞める」という意向を持っていると、考察している。

「転職は前向きな行動である」

調査では、「転職に関する考え方」についても訊ねている。結果、「転職は前向きな行動である」という回答が全体の68.3%を占め、同調査が開始されて以来最多をマークした。マイナビは、20代~30代の女性では特に転職が肯定的に捉えられている点に、注目している。

また同調査では、WEB面接への意向についても質問。結果は、男女20代の約半数がWEB面接について「受験意欲が高まる」と回答し、若年層ほど前向きに受け止めていることが明らかになった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

『マイナビ 転職動向調査2020年版』を発表 – 株式会社マイナビ
https://www.mynavi.jp/news/2020/04/post_22977.html

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