人事担当者に訊く「新型コロナウイルスへの対応」。「人事のミカタ」調査

2020.04.06
542社の人事担当者が回答

エン・ジャパン株式会社は、同社運営サイト『人事のミカタ』上にて「新型コロナウイルスへの対応」に関するアンケート調査を実施し、その結果概要を2020年4月2日に発表した。

『人事のミカタ』は、人事向け総合情報サイト。同調査は、同サイトを利用している企業の人事担当者を対象として実施され、542社より有効回答を得ている。

86%が「既に対応している」

調査ではまず、「現在、貴社では新型コロナウイルスの影響が出ていますか?」と質問。結果、56%の人事担当者が「影響が出ている」と回答した。また、「今後、影響が出る可能性がある」という回答も、35%に達している。影響の具体的な内容については、「業績への影響(売り上げの減少)」が70%で最多となった。

新型コロナウイルスへの対応状況については、86%が「既に対応している」と回答。また結果を企業規模別に見ると、1000名以上の大企業では対応の実施率が97%にまで達している。業種別に見ると、メーカーや商社の実施率は90%となり、広告・出版・マスコミ関連やコンサル関連は70%台に留まった。

対応、「手洗い、うがい、消毒の社内啓蒙」が最多

新型コロナウイルスへの対応を実施・検討している企業の人事担当者には、具体的な対応内容についても訊ねている。回答の結果は、「手洗い、うがい、消毒の社内啓蒙」が91%を占めて最多となった。次点には、「社員へのマスク配布や、アルコール消毒の設置」「発熱がある社員の出勤自粛、自宅待機、休業指示」が続いている。

エン・ジャパンは今後も『人事のミカタ』において、人事担当者の声に応えるサービスを提供するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

「新型コロナウイルスへの対応」実態調査 『人事のミカタ』アンケート – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2020/21968.html

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石藤明人
石藤明人