日本ファイナンシャルアカデミー、「同一労働同一賃金に関する意識調査」実施

2020.03.18
正規雇用社員300名・非正規雇用社員300名が回答

日本ファイナンシャルアカデミー株式会社は、『同一労働同一賃金に関する意識調査』を実施し、その結果概要を2020年3月13日に発表した。

同社は、株式投資スクールや不動産投資スクールなどの運営を手がける企業。同調査は、2020年4月に「同一労働同一賃金」ルールが導入されることを受け実施されたものであり、正規雇用社員300名・非正規雇用社員300名より回答を得ている。

「変わらないと思う」という回答が最多

調査ではまず、「同一労働同一賃金」ルールの認知について訊ねている。結果、「知っていた」と回答した者の比率は、正規雇用社員が53%、非正規雇用社員は41%となった。

「同一労働同一賃金」ルールと賃金の関係について訊ねると、正規・非正規の双方で「変わらないと思う」という回答が最多となった。また、非正規で「増える」と答えた人は14%に留まり、正規では2割強の人が「減ると思う」と考えている。

調査では、「同一労働同一賃金」ルールと将来のお金に対する不安との関係についても質問。結果、正規では「不安が増えた」という人が33%に達した。非正規では、「不安が減った」人は8%に留まっている。

資産運用、多数が「行っていない」

調査では、「現在、将来のための資産運用を行っていますか?」という質問も行われた。結果は、正規や6割強が、非正規は8割強が「行っていない」と回答。「同一労働同一賃金」ルールをきっかけに資産運用を始めたいかどうかを訊ねると、正規・非正規の双方で4割弱が「今後行いたい」と回答している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

全国の正規&非正規社員600名にホンネを調査 – 日本ファイナンシャルアカデミー株式会社
https://www.f-academy.jp/contents/newsrelease/875

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