ミドル世代が「働き方改革」で得たものと失ったもの。「ミドルの転職」調査

2020.03.01
『ミドルの転職』ユーザー1861名が回答

エン・ジャパン株式会社は、同社運営サイト『ミドルの転職』上にて「働き方改革で得たもの・失ったもの」をテーマとするアンケートを実施し、その結果概要を2020年2月26日に発表した。

『ミドルの転職』は、35歳以上のいわゆるミドル世代に向けた転職サイト。同調査は、同サイトのユーザー1861名より回答を得ている。

「改革」に取り組んでいる企業、75%

調査ではまず、「現在の勤め先では働き方改革に取り組んでいますか? 」と質問。結果は、「取り組んでいる」という回答が75%に達した。企業規模別に結果を見ると、規模が大きくなるほど取り組む割合は高くなっている。

勤め先が「改革」に取り組んでいる回答者には、具体的な取り組み内容を複数回答形式で訊ねている。結果は、「有給休暇取得の推進」と「残業時間の削減」が共に82%でトップとなった。次点には、「フレックス勤務など多様な勤務時間の導入」「在宅勤務・時短勤務など多様な働き方の推進」「業務プロセスの見直しによる業務削減」といった回答が並んでいる。

「改革」による生産性向上、54%が「しないと思う」

調査では、「改革」によって「得たもの」と「失ったもの」についても訊ねている。「得たもの」は、「プライベートの時間」「休日・休暇」「健康的な生活」が上位にランクイン。「失ったもの」は、「収入」「仕事へのやりがい」「本業に集中できる時間」がトップ3に入った。

なお、「働き方改革によって労働生産性は向上していくと思いますか?」という質問では、「向上すると思う」という回答が26%であったのに対し、「向上しないと思う」は54%に達している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ミドルに聞く「働き方改革で得たもの・失ったもの」 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2020/21540.html

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kakimoto