リクルートキャリア、若手の中途採用・転職意識の動向を調査

2020.02.21
人事担当者・転職経験が対象の調査をもとに

株式会社リクルートキャリアは、2020年2月19日、若手の中途採用・転職意識の動向に関するプレスリリースを発表した。

このリリースは、人事担当者732人・転職経験者1056人を対象として実施された調査の結果をもとに、若手および転職について考察を行ったもの。

「第二新卒」の年齢定義、21.3%が「30歳まで」

調査では、人事担当者に向けて「第二新卒」の年齢定義について訊ねている。結果は、「25歳まで」という回答が23.4%でトップとなったが、次点には21.3%の「30歳まで」が入った。「社会人経験3年以内」という定義が過去のものになりつつあることを、同社は指摘している。

20代の転職経験者には、転職理由を質問。結果は、「精神的なゆとりを求めて」という回答が35.0%を占めて最多となった。全年代と比較すると、「精神的なゆとりを求めて」と共に「上司と合わなかったから」「働き方が合わなかったから」「社風や会社の雰囲気が自分に合わなかったから」いった回答が20代では多い結果が出ている。

「個人を見極める」ための基準を見直す

これらの結果からリクルートキャリアは、企業における若手の中途採用戦略の質的な転換が見えてくると考察。人材獲得競争の激化や事業変革の加速が進む状況において企業は、「個人を見極める」ための基準を見直し、権限委譲や自主選択の機会を若手に提供する必要があるとまとめている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

若手の中途採用・転職意識の動向 – 株式会社リクルートキャリア
https://www.recruitcareer.co.jp/

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