転職コンサルタントが答える「異業種転職」の実際。「ミドルの転職」調査

2020.02.19
転職コンサルタント102名が回答

エン・ジャパン株式会社は、同社運営サイト『ミドルの転職』上にて「異業種転職」に関するアンケートを実施し、その結果概要を2020年2月14日に発表した。

『ミドルの転職』は、いわゆるミドル世代のための転職サイト。同調査は、同サイトを利用している転職コンサルタントを対象として実施され、102名より回答を得ている。

元の業種も転職先の業種も、「メーカー」が最多

調査ではまず、「担当したミドルの転職者のなかで、異業種転職を実現した方はいらっしゃいますか?」と転職コンサルタントに質問。結果は、48%が「いる」と回答した。

転職が実現したミドルの元の業種について訊ねると、最も多かった回答は47%の「メーカー」。次点には33%の同率で「商社」と「流通・小売・サービス」が並んだ。

異業種転職を実現したミドルの転職先の業種については、59%で「メーカー」がやはりトップとなった。次点には、47%の「IT・インターネット」や39%の「流通・小売・サービス」が続いている。

期待されるのは「経験職種での専門知識・専門スキル」

調査では、「異業種からのミドルの転職者に対して、採用企業が期待するものは何ですか?」という質問も、複数回答形式で行われた。

結果、最も多かった回答は76%の「経験職種での専門知識・専門スキル」。次点には、47%の「新しい環境でも主体的に動ける行動力」や41%の「経験業種での専門知識・専門スキル」が並んでいる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

2020年「ミドルの異業種転職」実態調査 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2020/21388.html

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