「保育士バンク!」、保育士の転職意識や人間関係の悩みについて調査を実施

2020.02.01
『保育士バンク!』登録保育士275名が回答

株式会社ネクストビートは、保育士の人間関係の悩みに関するアンケート調査を実施し、その結果概要を2020年1月30日に発表した。

同社は、保育士・幼稚園教諭向け転職支援事業『保育士バンク!』を運営する企業。同調査は、『保育士バンク!』に会員登録をしている保育士275名より回答を得ている。

「人間関係の悩み」がない人、15.6%

調査では、転職理由のひとつとして「人間関係の悩み」があるかどうかを訊ねている。結果は、「人間関係に悩みはあるが、他の理由で転職を決意した」という回答が46.9%を占めて、最多となった。次点には「人間関係が、転職の直接的理由である」が42.2%で入り、人間関係について「悩みなし」という回答は15.6%に留まっている。

人間関係に悩んでいた回答者には、誰との関係に悩んでいたかについても複数回答形式で質問。結果は、「園長/施設長」という回答が54.3%でトップとなった。次点には、53.4%の「同僚」や46.1%の「主任」が続いている。具体的なエピソードとしては、「園長に正しいことを伝えていても怪訝な態度をとられる」「園長の機嫌で保育園の雰囲気が悪くなる」などの声が寄せられた。

転職する際に重視するのは、「職場の雰囲気」

調査では、「転職する際に重視する(重視したい)ポイントを3つまで教えてください」という質問も、複数回答形式で行われた。結果は、「職場の雰囲気」という回答が82.2%で首位を獲得。次点である52.7%の「給与・賞与が高い」や42.9%の「通勤距離が近い」を、大きく引き離している。

ネクストビートは今後も『保育士バンク!』において、保育士がやりがいを持ち長く働けるよう就業・転職先の提案を行うとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

転職先は「職場の雰囲気」を最重視。保育士の9割が人間関係に悩み – 株式会社ネクストビート
https://www.nextbeat.co.jp/news/6562

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