「中途採用」が増加し、基本給も上がる。「マイナビ 人材ニーズ調査」
2020.01.27
採用担当者2077名より有効回答を得た
株式会社マイナビは、4回目となる『マイナビ 人材ニーズ調査』を実施し、その結果概要を2020年1月23日に発表した。
同調査は、人材採用に関して「採用実施」「手法選定」「雇用の決定」のいずれかの決裁権を持つ採用担当者を対象として実施されたもの。2077名より、有効回答を得ている。
2020年採用、「中途採用」は81.1%にまで増加
調査ではまず、採用実績における雇用形態の種別を訊ねている。結果、2019年度の採用において最も高い割合で実施されたのは、77.3%の「中途採用」であることが明らかになった。また、2020年の採用予定については、「中途採用」はさらに比率を高め、81.1%にまで達している。
調査では、2020年4月に適用される「同一労働・同一賃金」についても質問。2019年末時点における対応状況を訊ねると、50.5%が何らかの対応を実施していると回答した。また、人材確保と「同一労働・同一賃金」への対応という理由から、基本給を上げた企業も増加している。
シニア採用に期待することは「経験値・スキル」
調査では、シニア採用に関する質問も行っている。人材採用を進める上でシニア世代(55歳~64歳)・シルバー世代(65歳以上)に期待することを訊ねると、共に「経験値・スキル」という回答が最多となった。シニア採用では、「労働力」だけが求められているわけではないことが、明らかになっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
『マイナビ 人材ニーズ調査』を発表 – 株式会社マイナビ
https://www.mynavi.jp/news/2020/01/post_22307.html
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