転職コンサルタントが考える「ミドルの求人動向」。「ミドルの転職」調査

2020.01.20
転職コンサルタント116名が回答

エン・ジャパン株式会社は、同社運営サイト『ミドルの転職』において「ミドルの求人動向」に関するアンケート調査を実施し、その結果概要を2020年1月17日に発表した。

『ミドルの転職』は、35才以上のいわゆるミドル世代をターゲットとする転職サイト。同調査は、同サイトを利用する転職コンサルタントを対象として実施され、116名より回答を得ている。

68%が募集は「増加」すると回答

調査ではまず、ミドルを対象とする求人募集が2020年にはどう変化すると思うかについて、訊ねている。結果は、転職コンサルタントの68%が募集は「増加」すると回答。増加の理由については、「若手人材の不足」が74%を占めて最多となった。

ミドル求人の増加が見込まれる企業タイプについては、「中堅・中小企業」という回答が82%を占めてトップとなっている。業種については、49%で「IT・インターネット」が最多。役職については、「課長クラス」が73%でトップとなった。年収帯については、「700万円~799万円」が60%で最多となっている。

求めるスキルは「高いレベルでの業務遂行能力」

調査では、採用企業がミドルに求めるスキルについても訊ねている。結果は、「高いレベルでの業務遂行能力」という回答が66%でトップとなった。次点には、「業界に適応できる高い専門性」「目標や課題を自ら設定し、解決策を考える能力」といった回答が並んでいる。

エン・ジャパンは今後も『ミドルの転職』において、ミドル層の転職をより円滑なものとなるよう支援するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

2020年「ミドルの求人動向」調査 『ミドルの転職』転職コンサルタントアンケート – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2020/21081.html

記事をシェアする

kakimoto