負担と感じる人事管理者、100.0%。あしたのチーム、人事評価業務を調査
2019.12.19
株式会社あしたのチームは、人事評価業務が生む負担に関する調査を実施し、その結果概要を2019年12月17日に発表した。
同調査は、人事評価制度を導入している企業の人事管理者・評価者・被評価を対象として、実施されたもの。人事管理者100人・評価者100人・被評価者100人より、有効回答を得ている。
調査では、勤務先企業における人事評価制度の課題を訊ねている。結果は、人事管理者は95.0%が、評価者は80.0%が、そして被評価者は56.0%が、「何らかの課題がある」と回答した。課題の内容については、いずれの層も「評価者により評価に差が出る」という回答が最多となったが、人事管理者では「ファイルなどの管理が煩雑」といった実務的な回答も上位に入っている。
人事評価の運用を負担だと感じたことがあるかどうかを訊ねると、「一度もない」という回答以外が占める割合は89.3%に達した。層別に割合を見ると、被評価者は7割前後であるのに対して、評価者は97.0%、人事管理者は実に100.0%となっている。
調査では、人事管理者に対して「人事評価の運用において楽にしたいこと」も訊ねている。結果は、「評価者から提出される個人の評価シートを取りまとめること」と「評価者やチームによる目標難易度のばらつきを調整すること」が同率でトップとなった。また、大量のファイル確認などの実務的な回答も、多く寄せられている。
(データは、あしたのチーム調べ)
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
2019年12月人事評価業務の負担に関する調査 – 株式会社あしたのチーム
https://www.ashita-team.com/press/20191217
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