2.81倍。「doda転職求人倍率レポート」2019年11月版

2019.12.11
転職希望者1名に対して求人が何件あるか

パーソルキャリア株式会社は、2019年12月9日、『doda転職求人倍率レポート』の2019年11月版を発表した。

同レポートは、同社が運営する転職サービス『doda』において同月の転職求人倍率をまとめたもの。ここでの「転職求人倍率」は、転職希望者1名に対して中途採用の求人が何件あるかを算出した数値となっている。

2019年11月の転職求人倍率は2.81倍

同レポートによると、2019年11月の転職求人倍率は2.81倍となった。前月比では、0.29ポイントのプラスとなっている。求人数については、前月比が102.3%、前年同月比は108.2%となり、共にプラスをマーク。転職希望者数については、前月比が91.7%、前年同月比が107.6%となっている。

業種別に見た場合、「その他」を除く8業種のうち7業種で求人数が増加。特に、「サービス」は前月比103.6%、「金融」は同103.6%と、高い増加率を示した。職種別に見ると、11職種のうち9職種で求人数が増加。中でも、「技術系(メディカル)」が同107.9%、「技術系(建築・土木)」が106.8%と、増加率の伸びを示している。

増加している業種・職種に偏りが見られる

今回の結果について『doda』は、求人数は増加しているものの、増加している業種・職種には偏りが見られる点を指摘。今後の転職市場では、求人倍率の高い業種・職種を選択肢に入れることが、転職成功の鍵となると考察している。

パーソルキャリアは今後も、個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、全ての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

2019年11月 転職求人倍率 2.81倍 – パーソルキャリア株式会社
https://www.persol-career.co.jp/

記事をシェアする

石藤明人
石藤明人