残業最少職種は、美容関連。「doda」、「残業時間ランキング2019」発表
2019.11.28
105職種別で残業時間を調べる
パーソルキャリア株式会社は、同社運営の転職サービス『doda』にて残業時間の実態調査を実施し、その結果概要を2019年11月25日に発表した。
同調査は、20~59歳のビジネスパーソン15000人を対象として、105職種別で残業時間を調べたもの。結果概要はランキング形式でまとめられており、『残業時間ランキング2019』とも銘打たれている。
15000人の平均残業時間、1カ月24.9時間
同調査によると、対象となったビジネスパーソン15000人の平均残業時間は、1カ月24.9時間となった。1カ月の出勤日数を20日と想定した場合、1日あたり平均で約1時間15分の残業を行っていることになる。
職種別に見た場合、平均残業時間が最も少ない職種は、10.3時間で「美容関連職(理美容/エステ/マッサージ)」となった。次点には、11.1時間の「営業事務・アシスタント」や11.4時間の「生産・製造・プロセス開発(医療系)」が並んでいる。
最も多い職種は、「設備施工管理」
平均残業時間が最も多い職種は、 41.6時間の「設備施工管理」だった。次点には、36.7時間の「建築施工管理」、35.9時間の「食品/消費財メーカー」が並んでいる。
なおパーソルキャリアは、この「残業時間ランキング」の結果と、同社が以前実施した「仕事満足度ランキング」の結果を比較。残業時間の長短だけが労働への満足度を左右するわけではないことを、指摘している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
転職サービス「doda」 「残業時間ランキング2019」を発表 – パーソルキャリア株式会社
https://www.persol-career.co.jp/
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