「知らない」、72%。「エン派遣」、「同一労働同一賃金」アンケート調査を実施

2019.11.26
『エン派遣』利用者1131名が回答

エン・ジャパン株式会社は、同社運営サイト『エン派遣』にて「同一労働同一賃金」に関するアンケート調査を実施し、その結果概要を2019年11月25日に発表した。

『エン派遣』は、派遣で仕事を探す求職者と全国の人材派遣会社を結ぶ派遣情報サイト。同調査では、現在派遣社員として働く同サイト利用者1131名より、回答を得ている。

懸念することは「雇い止めとなること」

調査では、まず「同一労働同一賃金」という言葉そのものを知っているかどうかを訊ねている。回答の結果は、「詳細はよく知らない」と「知らない」の合計が72%となった。「知っている」という回答は、2018年より5ポイントアップしたものの、28%に留まっている。

不合理な待遇差を解消する「同一労働同一賃金」について、どのように感じるかを派遣社員に訊ねると、71%が「良いと思う」と回答。導入が進むことで期待することについては、「給与が上がること」が69%を占めて最多となった。懸念することについては、45%の「雇い止めとなること」が首位に立っている。

待遇の差が納得できる理由も質問

調査では、「待遇の差が、仕事上のどのような理由によるものなら納得できますか?」という質問も行われた。結果、トップとなった回答は、69%を占めた「仕事への責任の重さ」。次点には、63%の「仕事内容の違い」、40%の「役職の有無」が並んでいる。

エン・ジャパンは今後も『エン派遣』において、どんな仕事情報も埋もれることなく、希望する派遣ユーザーに届けるとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

派遣社員1000人に聞く!「同一労働同一賃金」意識調査 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/20428.html

記事をシェアする

kakimoto