トップは、丸の内・日本橋。MAP、「転職したら働いてみたいエリア」調査

2019.11.01
20~30代の転職希望者752名より、回答を得た

株式会社MAPは、転職希望者を対象として「転職したら働いてみたいエリア」に関するアンケートを実施し、その結果概要を2019年10月29日に発表した。

同社は、20代・30代のキャリア支援を手がける企業。同調査は、同社グループ運営の転職支援サービスに登録している20~30代の転職希望者752名より、回答を得ている。

選択した理由は、「通勤に便利」

調査ではまず、転職したら働いてみたいエリアについて、選択方式で訊ねている。結果は、「東京・丸の内・日本橋エリア」という回答が246人に達し、最多となった。次点には、191人の「新宿・代々木・大久保エリア」、185人の「渋谷、原宿、青山エリア」、184人の「恵比寿・目黒エリア」が並んでいる。また、「こだわらない」という回答も169人に達した。

働いてみたいエリアについて選択した理由を訊ねると、「通勤に便利」という回答が全体の48.5%を占めた。次点にも「自宅から近い」が10.8%でつけ、通勤の効率を重視する回答が6割に達している。「好きなエリアである」という回答は10.4%に、「イメージがいい」は6.8%に、それぞれ留まった。

通勤効率化への意識は、女性の方がシビア

調査では、「仕事選びにおいて、勤務地は重視しますか?」という質問も行われた。結果は、「かなり意識する」「多少は意識する」という回答の合計が、男性では83%、女性では実に90.9%をマーク。通勤効率化への意識は、男性より女性の方がシビアであると、MAPは考察している。

これらの結果から同社は、立地条件に強みのない企業が若手採用に取り組む場合、リモート勤務や時差出勤といった施策の必要を説いている。

(出典:株式会社MAP)
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

【アンケート調査】20代、30代の転職希望者が働きたいエリア・1位は? – 株式会社MAP
https://map-on.co.jp/4004

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石藤明人
石藤明人