紙媒体利用、0.9%。シニアジョブ「シニアの働き方に関するアンケート調査」

2019.10.22
シニア求職者333人を対象として、調査

株式会社シニアジョブは、「シニアの働き方に関するアンケート調査」を実施し、その結果概要を2019年10月17日に発表した。

同社は、50代・60代のシニア人材に特化した人材紹介事業を展開している企業。同調査は、同社サービスへ応募・登録を行ったシニア求職者333人を対象として、実施されている。

約8割のシニア求職者がフルタイム勤務を希望

調査ではまず、希望する勤務日数や勤務時間について、シニア求職者に質問。日数については、80.2%が「週5日以上」を希望しているという結果が出た。時間については、76.9%が「1日8時間」を希望すると回答。いずれも、約8割のシニア求職者がフルタイムでの勤務を希望していることが明らかになっている。

調査では、「何歳まで働きたいか」という質問も実施。結果は、「60歳以下」という回答が36%を占め、最多となった。この結果からシニアジョブは、シニア求職者も本音では「引退したい」と考えている可能性を指摘。しかし同時に、「年齢に関係なく元気なうちは働きたい」という回答も18%に達している点にも注目している。

求人サイトの利用率、14.1%

調査では、転職時に活用したことのあるサービスについても、質問を行っている。結果は、派遣・紹介サービスやハローワークと並び、インターネット上の求人サイトが14.1%と高い比率を示した。求人誌や新聞求人広告は共に0.9%に留まり、ほとんど活用されていないことが明らかになっている。

シニアジョブは今後も、調査を通じて明らかになった最新の実態に即した形で、シニアの就業と活躍を推進するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

シニア求職者の約8割がフルタイム希望「シニアの働き方に関するアンケート調査」 – 株式会社シニアジョブ
https://corp.senior-job.co.jp/news/2019/10/17/133000

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石藤明人
石藤明人