重要なのは何より「給与」「勤務地」。「派遣サーチ」派遣社員の意識調査
2019.10.16
株式会社インタースペースは、同社グループ会社にて派遣社員の意識調査を実施し、その結果概要を2019年10月15日に発表した。
同社は、インターネット広告・メディア運営事業を展開している企業。同調査は、グループ会社・株式会社TAG STUDIOが運営する派遣メディア『派遣サーチ』にて、772名の派遣社員を対象として実施されている。
調査ではまず、就業する会社を選ぶ基準について訊ねている。「勤務地」「給与」「勤務時間」など9つの条件を提示し、その重要度を訊くと、「給与がとても重要」という回答が66.8%に達した。
また、「勤務地がとても重要」という回答も62.5%をマーク。「給与」「勤務地」を重要と感じている派遣社員が突出して多いことが明らかとなった。
調査では、「9つの条件のうち、3つだけ選ぶとしたらどの条件が重要か」とも質問。結果は、やはり「給与」「勤務地」という回答の割合が高くなった。
インタースペースは、「キャリアアップ」という回答が6.3%と低めであることに着目。派遣社員として働く場合、将来性より「今の自分にとって働きやすいか」を重視する傾向があると分析している。
さらに、「派遣先を選ぶ際にそれほど重要視しないことは何か」との問いに対し、「キャリアアップ」という回答が39.8%を占めて最多となった。次点には、17.1%で「経験を生かせる」が入っている。
この結果についてインタースペースは、派遣は短期かつ専門性が低い場合も多いと考えられているためと分析している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
【派遣社員の実態調査】「キャリアアップ」重要視する人が最も少ない結果に – 株式会社インタースペース
https://www.interspace.ne.jp/press/1821.html
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