転職コンサルに訊く「職務経歴書・履歴書のポイント」。「ミドルの転職」調査

2019.10.07
転職コンサルタント170名より回答を得た

エン・ジャパン株式会社は、同社運営サイト『ミドルの転職』において「職務経歴書・履歴書のポイント」に関するアンケートを実施し、その結果概要を2019年10月4日に発表した。

『ミドルの転職』は、いわゆるミドル世代の転職を支援しているサイト。同調査は、同サイトを利用している転職コンサルタント170名より回答を得ている。

61%が「改善すべき点がある人が多い」

調査ではまず、「普段目にするミドルの職務経歴書・履歴書に対する印象を教えてください」と、転職コンサルタントに対して質問。結果は、全体の実に61%が「改善すべき点がある人が多い」と回答した。

改善すべき点を訊ねると、最も多かった回答は70%の「具体的な仕事内容・職務内容」。次点の「専門スキル・知識や経験」「仕事の成果」などを、大きく引き離している。転職コンサルタントからは、能力把握に齟齬を与えない記述を求める声も寄せられた。

やってしまいがちな「レイアウトが見づらい」

調査では、スカウトを送る際に注目する履歴書のポイントも、転職コンサルタントに訊ねている。プロフィールで注目する点としては「学歴や職務経歴が評価でき応募先と関連性があるか」が、職務経歴では「職務内容が具体的に記載されているかどうか」が、それぞれトップとなった。

なお、ミドルがやってしまいがちな職務経歴書・履歴書作成の失敗としては、「仕事の成果に具体性がない」「レイアウトが見づらい」「棚卸しができておらず、情報量が少ない」といった意見が寄せられている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

「ミドルの職務経歴書・履歴書のポイント」調査 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/19582.html

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石藤明人
石藤明人