15ヶ月連続で前年同月比プラス。「エン派遣」、2019年8月度の平均時給発表
2019.09.25
全職種の求人情報をエリア別に集計
エン・ジャパン株式会社は、2019年9月20日、2019年8月度における『エン派遣』三大都市圏の募集時平均時給レポートを発表した。
同レポートは、同社が運営する派遣情報サイト『エン派遣』に掲載された全職種の求人情報をエリア別に集計し、平均時給について分析を行ったもの。同社は、同レポートを毎月発表している。
三大都市圏の平均時給は、1581円
エン・ジャパンの発表によると、2019年8月度における三大都市圏の平均時給は、1581円となった。前月比では、金額でプラス6円、割合で0.4%増をマーク。前年同月比についても、15ヶ月での連続プラスを達成している。
この上昇要因についてエン・ジャパンは、オフィスワーク系および営業・販売・サービス系職種における時給の上昇を指摘。「働き方改革」の影響により、定型業務を派遣社員へ切り出し動きが加速したと考察している。
オリンピックや増税を反映した動き
また同社は、語学スキルが必要な案件が増加し、時給もさらなる上昇を示した点を指摘。この動きは、2020年のオリンピック開催を見据え、大型イベントが集中的に開催されることを反映したものであると分析している。
さらに同社は、消費税増税前の駆け込み需要を狙う形で、高額営業や販売スタッフの一時的な増員が起こった点にも注目。このため、営業・販売・サービス系職種では、時給が過去最高時給を記録している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
『エン派遣』三大都市圏の募集時平均時給レポート – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/19385.html
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